糖尿病からカンジダ感染する理由とは
糖尿病がカンジダ感染のリスクが高くなるのには2つの理由があります。
1.高血糖状態によりカンジダにエサを与えていまうから
2.糖尿病により免疫力の低下を招くため
糖尿病患者が高血糖になるのは、インスリンの分泌が不足しているか、インスリン抵抗と言われる、肝臓や筋肉のインスリンに対する反応が悪くなるからです。
糖をエサとするカンジダにとっては最適な環境になっているので、カンジダが増殖する可能性が高くなるのです。
もうひとつの理由は、糖尿病患者の多くの人が、体内グルコースが高濃度になっているからです。
体内グルコースが高濃度になると、通常なら病原体を認識するはずの免疫細胞の受容体が働かなくなるのです。その結果、免疫力が低下してしまうのです。