カンジタ真菌は常在菌です
カンジタ真菌は実は常在菌なのです!
常在菌とは、人の体に中に存在する微生物のことです。誰もがよく知っているのは、ビフィズス菌や乳酸菌ですが、これも常在菌の一種です。
人が健康な時にはこの常在菌は病原性を示さず、病原性微生物の発病を予防することができます。ところなんらかの原因で免疫力が低下した場合に病気に原因となることがあります。
常在菌は、皮膚、口、眼、鼻、起動、尿路。肛門、性器と人体と外界が接するほとんどすべての場所に生息しています。
お腹の中だけでも100種類100兆個、重さにすると約1s〜1.5sあるといわれています。人の細胞が約60兆個ですからいかたくさんのに菌が体内にあるかよくわかりますね。
カンジタ菌は膣の中になる常在菌ですが、他にデーテルライン桿菌(乳酸桿菌)、ビフィズス菌などがあります。
ですので、カンジタ菌が膣内にあるからといって必ずしもカンジタ症を発症するわけではありません。
それは、膣内で乳酸菌の一種であるデーテルライン桿菌(乳酸桿菌)が膣内を酸性に保っているので、他に菌が増殖し病原化しないように防いでくれているからです。
ところが、抗生物質の乱用や食生活の乱れ、ホルモンバランスなどの乱れにより、膣内に菌のバランスが崩れて、膣内でカンジタ菌が増殖し、膣カンジタ症などの病気を起こしやすくなります。
カンジタ症は常在菌の日和見感染なので誰でもかかる可能性があります。
ですが、症状がなければ問題はありません。
カンジタ症を改善し再発を防止するためには、何よりもバランスのとれた食生活をし、ストレスのない生活をするようにしましょう。