なんでカンジダになるの?

リーキーガット症候群(腸もれ症候群)を引き起こすことがある


リーキーガット症候群とは、文字通りLeaky(漏れやすい)Gut(腸)という状態をさしています。 他に、腸管壁浸漏症候群(LGS)や腸漏れとも言われることもあります。

 

カンジダ菌が腸内で増殖すると、腸の粘膜細胞が壊れたり、細胞同士が結合されている 部分が外れたりすることがあり、それがリーキーガット症候群を引き起こすと言われています。

 

通常、健康な腸では口から食べ物や空気と一緒に入ってきた病原菌などの有害なものを 体内に入れないように腸の粘膜細胞が排除していますこの粘膜細胞は微絨毛(びじゅうもう) 呼ばれる腸管上皮細胞です。この微絨毛こそが、体内に入ってはいけない悪いものを防いでくれ ているガードマンなのです。

 

ところが、リーキーガット症候群を引き起こした微絨毛は、壊れてしまって穴がだらけになって しまっているのです。

 

その結果、微絨毛(は、細菌やウイルスなどを排除する役割を果たせずに、 簡単に有害物質を体内に招き入れてしまうのです。

 

穴だらけの腸から病原菌などが漏れ出て、体内に入るとどうなるでしょうか?

 

血中に入った有害物質は、それを異物と認識し排除しようとします。その結果、慢性的な炎症や 過剰な免疫反応を起こしてしまうのです。