なんでカンジダになるの?

カンジダを増やさないためには生活習慣を変えるのが最善策!

カンジダ症は女性に5人に1人は一度はかかったことがあるという報告があるくらい、どこにでもある病気です。

 

しかし、発症する場所が場所だけに恥ずかしいからと病院へ行くのをためらい、人に相談することもできずにかゆみと戦い一人悩んでいる女性があまりにも多いのも事実です。

 

実際、私の娘がカンジダ症にならなければ、ずっと知らないままでいたかもしれませんが、一度カンジダ症にかかってしまったら、なかなか完治しないしつこい病であることもわかりました。

 

カンジダ症は日和見感染症といわれています。
私たちに体内には常在菌といっていろいろな微生物が存在しています。健康で免疫力の高いときはこの微生物により病気になることはありませんが、免疫力が低下するとこの微生物が異常に繁殖し病気を引き起こすのです。

 

つまり、カンジダ菌は、健康な時にはなにも害を与えないのですが、抵抗力が低下したときに増殖してカンジダ症を発症してしまいます

 

免疫力が低下する原因は、がんや糖尿病、腎不全、肝不全、脳血管障害などの病気を持っていたり、薬剤(抗がん剤、免疫抑制薬、副腎皮質ホルモン薬)などの使用によるもの、広域抗生物質の連用することで菌交代現象を起こしたり、放射線療法の副反応で骨髄障害を引き起こすなどが考えられます。

 

これ以外にもストレスや精神的な疲労、不規則な生活、食生活の乱れなどの原因もあります

 

一度カンジダ症を発症すれば、かゆみを抑えるために病院に行き、膣洗浄をし薬を塗って症状がおさまるまで通院する。
おさまったとおもったら、また再発する。
そして通院する・・・この繰り返しです。

 

カンジダ治療で使う薬ですが、膣内に入れる錠剤も軟膏も若干でもステロイドが入っていて、その副作用もまったくないとはいえません。最近処方するステロイド外用剤では全身的副作用は少ないとはいえ、ホルモンバランスが崩れて、妊娠しにくい子宮になる可能性もあります。

 

実際にそういった報告もあるようです。
また、ステロイド外用剤による局所的副作用には、皮膚萎縮、毛細血管拡張、ステロイド潮紅、口囲皮膚炎、ステロイド紫斑、にきび、多毛などがありますので、薬の長期使用は注意が必要です

 

そこで、薬にたよらない!病院へも通わないで、しかも自宅でできるカンジダ対策法を9つ紹介します。
検査も薬も用いない根本的な生活習慣改善法です

 

カンジダ症で悩む方たちが、1日も早く症状が改善され笑顔で過ごしていただけるようにこのサイトが少しでもお役に立てるとうれしく思います。

 

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カンジダ対策に役立つ9つの習慣とは

安易に抗生物質を飲まない


人間には自然治癒力が備わっています。病気になると体は総力を上げて自力で治そうとします。薬を用いなくても絶食をするとか、休むとかするだけで治るものなのです

 

風邪をひいたら熱が出ますが、それは熱を出して体を治そうとしているからです。下痢になるのも悪いものを出して治そうとしているのです。なので、それを薬で止めることをしてはいけないのです。

 

風邪をひいたら〇〇3錠とかいって、薬を飲んだらだめなんです。
ましてや、病院に行ったが最後、抗生物質を処方されて終わりです。

 

2017年9月の厚生労働省が「抗微生物薬使用の手引き」を発表しました実は、これは抗生物質の乱用を防ぐためにできたものです。なので、もしあなたが、病院へ行ったときに抗生物質を処方されそうになったら、本当に自分の場合必要なのかどうか聞いてみるのもひとつの防衛策です。

 

今では、栄養療法や代替療法を取り入れている病院も増えつつあるので、そういった機関へセカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか。

 

なお、抗生物質が必要不可欠な病気もあります。例えば、気管支炎、肺炎、副鼻腔炎、膀胱炎、腎盂腎炎、敗血症、術後の感染症などです。感染症予防には抗生物質は欠かせないものです。なので、抗生物質がすべてダメだといっているわけではありませんので、誤解のないようにしていくださいね。

 

抗生物質が必要な状況で処方された場合には、投与された分をキチンと服用することが重要です。途中でやめたりすると、耐性菌が生まれやすくなり薬が効かなくなるからです

 

また、抗生物質のダメージを軽減するために、どうしても抗生物質を飲む必要がある時は、プロバイオティクス(体によい影響を与える微生物や食品)を同時にとることをおすすめします

 

栄養療法を行っているクリニックもあり、医療サプリメントも処方してもらえますので、そういった医療機関を探してみるのもひとつの解決策です。

 

悪い食生活を見直す11のポイント

1.甘いものをやめる


カンジダの栄養源となる砂糖を極力控えましょう。砂糖を使ったお菓子やケーキ、アイスクリーム、炭酸飲料、あめ、はちみつ、果糖などは、少なくとも1ヶ月はとらないように努力しましょう。

 

それに、砂糖には中毒性があるので、カンジダがいるときは、低血糖になって甘いものが欲しくてたまらなくなります。ですが、できる限り控えるようにするのが得策です。

 

また、人工甘味料であるアステルパームは、脳の炎症を引き起こしたり、糖尿病になるなどの害があるので、使わないようにしましょう

 

甘いものをやめることは、大変むずかしいことですが、砂糖を制限することでカンジダの増殖が食い止めたいのであれば、選択肢はひとつしかありません。

 

どうしても甘いものが欲しい時は、血糖値を上げにくい羅漢果や希少糖をとるといいでしょう

 

2.グルテンとカゼインの含まれる食品


パン、パスタ、麺などのグルテンを含む食品。牛乳、ヨーグルト、チーズなどのカゼインを含む乳製品。グルテンとは、小麦粉を水でこねると形成されるタンパク質のことです。小麦粉をこねればこねるほどねっとりした弾力感が増します。このモチモチ感のもとがグルテンです。

 

なぜ、グルテンがよくないのかというと、腸内で消化されないからです。グルテンは分解されにくい構造をしているため、腸内に消化されないだけでなく、腸粘膜に傷をつけて炎症を引き起こす病気(リーキーガット症候群)の原因とも言われています

 

しかし、病気の人だけでなく、健康な人であってもグルテンを取り続けると、徐々に腸に穴が開き、アレルルギーの原因物質(化学物質や貴金属などの有害物質)を容易に体内へ招きいれてしまうのです。

 

さらに、カンジダは小麦を栄養源として増殖しているので、腸内環境が乱れ、炎症を引き起こします
その結果、便秘や下痢、免疫不全、眠気や疲れやすい、肌荒れ、過食などの症状がでるのです。

 

また、小麦製品は砂糖と同様に中毒性があるため、一度食べるとまた食べたくなります。
なので、小麦製品は控えるようにしましょう。

 

3.遺伝子組換え(GMO)食品をさける


カンジダを増やさないためには、GMO食品はさけた方がいいです。
日本では、現在、大豆、とうもろこし、じゃがいも、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜。パパイアの8品目と、これらの加工品33品目については、表示義務の対象となっています。

 

なので、とりあえず「遺伝子組み換えでない」」と表示されているものは安心です。
しかし、表示されていても安心はできません。
なぜなら、GMO作物が重量の5%未満であれば、「遺伝子組み換えでない」という表示が許可されているからです。

 

それに、表示義務のない食品には、遺伝子組み換えの表示をしてはいけないことになっています。
つまり、GMO食品に「遺伝子組み換えでない」という表示があっても、なかっても安心できないのです

 

だから、GMO食品をなるべくとらないようにするためには、産地がはっきりわかるもので、オーガーニックか無農薬の表示があるものを選択するようにするのがいいでしょう。

 

なお、加工食品には、化学調味料や人工甘味料、発色剤、香料、着色料、ぶどう糖果糖液糖などの食品添加物がたくさん使われています。食品添加物も腸にダメージを与えるので、カンジダを増やす原因となります。

 

できる限り、加工食品や外食を控え、自然な食材をとるようにしましょう。

 

4.加工食品、加工肉を食べない


インスタント食品やレトルト食品などの加工食品。
ハムやベーコンなどの加工肉。
これらの加工食品には、食品添加物が山ほど入っており、腸内環境を悪化させる原因となります

 

また、コンビニ弁当やお惣菜には保存料が使われていいます。
保存料とは、腐らないための殺菌剤です。
殺菌剤だから、腸内環境を乱す原因となります
なるべくなら、これらの食品を控えるようにしましょう。

 

もし、牛肉、豚肉、鶏肉などを食べ得るなら、遺伝子組換えでないエサを食べている自然環境で育ったものがベストです。

 

卵は有精卵、魚は天然の小型の魚をとりましょう。
野菜は、有機野菜の無農薬のものがいいでしょう。

 

5.カビのはえやすい食品を食べない


とうもろこし、コーヒー、小麦、砂糖、ナッツ類、アルコール、チーズ、バナナ、パイナップルのような外国産のものです。
果物は防カビ剤と使っているものが多くあります。

 

つまり、果物はカビが発生しやすいということです。ナッツ類やコーヒーも同じ理由です

 

小麦製品の中でも特にさけたいのは、パンです。
パンは、発酵食品の炭水化物です。
砂糖も入っていますし、消化しにくいグルテンというたんぱく質も含まれています。
カンジダを多く持っている人は、とにかく一番リスクの高い食べ物になります

 

また、ビタミンやミネラルのサプリメントもとらないようにしましょう。
なぜなら、これらの栄養素がカンジダのエサとなってしまい、カンジダ増殖の原因となるからです。

 

6.水銀が含まれるアマルガムや大型魚


アマルガムとは、歯の詰め物として歯の治療で使用されているものです。アマルガムには、水銀が含まれていて、ガムを噛むなどのちょっとした刺激で蒸発して、体の中に取り込まれてしまいます。

 

水銀は神経毒です。水銀中毒の恐さは、水俣病で周知のことですが、体に入るとさまざまな症状を引き起こします。
例えば、強度の疲労感、うつ症状、記憶障害などです。

 

なので、もしあなたが歯の治療でアマルガムが使われていたなら、早急に歯科医で取り除いてもらわなければなりません。
その時に普通の歯科医ではなく、アマルガムを安全に取り除いてくれる歯科医で除去してもらってください
適切に安全な方法で除去しないと、水銀が体じゅうにばらまかれることになるからです。
アマルガム除去にはくれぐれも注意しましょう。

 

水銀が原因?

 

マグロ、サバ、サメ、カツオなどの魚には、水銀が含まれます。
特に大型魚であるマグロ、クジラ、サメなどに含まれる水銀量は多いと言われています。
毎日お寿司を食べる人は少ないかもしれませんが、なるべく食べる回数を控えるようにしましょう。
カンジダの増殖は水銀などの重金属が原因と言われているからです

 

7.お酒


なんでお酒がだめなの?と疑問に思う人も多いと思います。
実は、カンジダ菌は「アセトアルデヒド」という物質を産生します。
同様にお酒を飲むと、アルコールは肝臓で代謝されアセトアルデヒドを生成します。

 

つまり、カンジダ菌に占拠されている人は、酔っぱらいと同じ状態になっているのです
酔っ払った事がある人はわかると思いますが、すっきりしない頭でぼーっとしている状態です。

 

カンジダ菌が出す毒素を解毒するためには、解毒臓器である肝臓が元気でないとだめですよね。肝臓さんにちゃんと働いてもらうためにも、肝臓を酷使するアルコールはよくありません。飲まないように心がけましょう。

 

8.毎日同じものを食べない

栄養バランスを考えて、毎日同じものを食べないようにすることも大切です。1週間ベースでトータルに栄養素がとれるようにローテーションを考えましょう。いろんな食材を食べることで、食品の持つリスクを分散することができるからです。

 

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9.カンジダ菌対策に取り入れてほしい食品


食物繊維が豊富な食品
わかめ、のり、あおさ、もずくなどの海藻類。
玄米、アマランス、キヌアなどのグルテンを含まない穀類。

 

デトックス作用のある食品
牡蠣、ほたて、タコ、イカなどタウリンの豊富な食材。肝機能をアップしてくれます
また、純リンゴ酢といって、甘みのないりんごだけで作られたリンゴ酢には、解毒作用があります
普段使っているお酢をリンゴ酢に変えるだけでいいので、使ってみましょう。

 

抗菌殺菌作用のある食品
ココナッツオイルには抗菌作用があるため、カンジダ対策には良い油です。
ココナツオイルに含まれるカプリル酸、ラウリン酸に抗菌作用があるからです

 

ココナッツオイルと一口にいっても種類はいっぱいあります。選び方のポイントは、オーガニックなもので、低温圧搾法で絞られたヴァージンココナッツオイルです。

 

また、にんにく、生姜、しそ、パクチーなどの香味野菜。こしょう、唐辛子、コリアンダー、シナモン、クローブ、クミン、ターメリック、バジル、オレガノ、ローズマリー、タイム、サフランなどの香辛料やスパイスは、抗菌殺菌作用や解毒作用があります

 

これらの食品をうまく組み合わせて取り入れるように工夫しましょう

 

オーガニック食品
最近は、スーパーでもオーガニック食品が扱われるところが増えています。
人間は食べた物でできている」という言葉どおり、食と病気は密接に関係しています
だから、食べるものを選択するときには、十分に配慮しないといけません。

 

安心安全な食べ物である「オーガニック認証」の野菜をできるだけ取り入れるようにしたいものですね

 

10.アルカリ性のものをとる


多くのカビは酸性物質に生成されます。
ですので、アルカリ性のものをとることで中和されやすくなります
例えば、野菜ジュースや梅干し。
レモンやライムを絞ってミネラルウォータで割ったジュースなどです。

 

11.活性炭やビタミンB6をとる

食べる活性炭には、毒を吸着する働きがあります。
また、ビタミンB6には、カビが出す有害物質を防ぐのに役立ちます

 

住まいのカビを発生させない

カビがはえやすい場所には、風呂場、洗面所、キッチン、クローゼット、引き出し、布団、ベッド、カーペット、ソファー、古い家具、本、雑誌、新聞、壁、花瓶、観葉植物、海や川の近くにある家、地下室、倉庫などがあります。

 

マンションなどは、気密性が高いので、風が通りにくく結露も生じやすいので、カビが発生しやすくなっています。
カビ対策は常にしておく必要があります

 

除菌抗菌剤を使わないようにする

除菌抗菌グッズが大好きな日本です。テレビのコマーシャルでも、やたら除菌除菌と言っていますよね。
実は、これがよくないってご存じでしょうか?

 

菌を恐れるあまり、徹底して除菌抗菌した結果、体の中のいい菌までいなくなってしまうのです

 

例えば、ピロリ菌を除菌するとします。
すると、腸内のよい菌たちはみんないなくなってしまうのです。
良い菌もみんな死んでしまうのです。
その結果、下痢という症状を引き起こします。

 

また、カンジダを除菌するために、ハーブやサプリメントととることは有効なのですが、いきなり大量に摂取することは絶対にやめましょう
なぜなら、カビ除菌によって死ぬと、細胞膜が壊れて中にはいっていた有害物質(アラビノースやアセトアルデヒド)が大量に放出されるからです。

 

この有害物質が体内に吸収され血液中に入ることで、さまざまな症状を引き起こすことがわかっています。
これを「ダイオフ現象」といいます。
ダイオフ症状には、発熱、腹部膨満、以上な眠気、吐き気、嘔吐、湿疹、かゆみ、頭痛、鼻づまりなどがあります

 

ですので、一気にカンジダ除菌はしないように気をつけてくださいね。
早く治したい気持ちはわかりますが、ゆっくり時間をかけて、なるべく体のダメージを少なくなるように対策をしてください。

 

抗生物質のダメージ対策には、プロバイオティクス(体によい影響を与える微生物や食品)を同時にとる必要があります
プロバイオティクスのサプリメントも販売されています。

 

また、分子栄養学を取り入れているクリニックもありますので、除菌する際には、サプリメントも同時に処方してもらえる医療機関を探すといいでしょう。

 

体を温める

体を温めることで免疫力が高まり、血行や代謝が促進されます。
カンジダを退治するのにも役に立ちます。

 

お風呂にゆっくり浸かったり、日光浴をしたりするだけでいいので、すぐにできそうですね。
日光に長時間当たると、シミができたりするので、10分程度の日向ぼっこで十分ですので、日光浴をしましょう

水を飲む

水分の摂取は大切です。ミネラルたっぷりはいったお水を1.5リットル飲みましょう。
ただし、食事中や食後に飲まないで、食前30分前に飲むようにしましょう

 

便秘がちな人は特に水を飲むようにしましょう。
便秘はダイオフを招く危険性があるため、便秘がひどい方は、マグネシウム剤などでしっかり排便するようにしましょう。

 

おなかにやさいいマグネシウム便秘薬

 

腸内環境を整える


腸内を酸性に保つ
弱酸性の乳酸菌が腸内スペースを酸性で満たしすことで、カンジダ菌は増殖しにくくなります
しかし、腸内環境がアルカリ性に傾き始めると、カンジダは菌糸型に変わってしまい、腸粘膜を突き破って毒素を体中に放出するのです。

 

つまり、腸内環境を酸性に保つことが重要なのです。それがカンジダを増殖させないための予防策です
また、腸内を酸性に保つためには胃酸分泌を促すことも大切です。
なので、胃酸の分泌を抑える「胃酸抑制剤」などの薬を飲むとカンジダを増やす原因となります
胃腸薬を飲むときは注意が必要です。

 

腸内フローラを育てる食事に変える
腸内環境によい食物繊維をとることが最大の改善法です。
食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があります
文字通り前者の「水溶性食物繊維」は水に溶け、後者の「不溶性食物繊維」は水に溶けません。

 

水溶性食物繊維の特徴は、腸内でドロドロ溶けて、善玉菌のエサとなり、腸内環境をよくする乳酸菌やビフィズス菌などを作り、腸のぜんどう運動をよくすることです。また、悪玉菌が増殖するのを防いだり、ミネラルなどの栄養素を吸収するのを助けます。

 

さらに、糖の吸収を穏やかに安定される働きもあります。

 

一方、不溶性食物繊維の特徴は、水分を吸収して便の量をかさ増しして、蠕動運動を活発にして便通をよくします。
また、農薬や貴金属・有害化学物質などを吸着して排出する働きもあります

水溶性食物繊維
野菜:ごぼう、モロヘイヤ、おくら、玉ねぎ、にんにく、らっきょう、菊芋、山芋、こんにゃくなど
海藻:わかめ、のり、ひじき、あおさ、もずく、めかぶ、とろろ昆布、寒天など
果物:プルーン、アボガド、りんご、キウイフルーツなど

 

不溶性食物繊維
野菜:ごぼう、ふきのとう、切り干し大根、さつまいも、アスパラガスなど
きのこ:きくらげ、干ししいたけ
種実:ごま、アーモンド、栗
豆類:大豆、小豆、ひよこ豆、そら豆、えんどう豆、おからなど
果物:干し柿、プルーン

リーキーガット症候群の人は、水溶性食物繊維をとるようにするといいでしょう。
なお、カンジダの人は果物はなるべく控える方がいいでしょう。

 

ストレスを軽減する


ストレスの原因を避ける。 
ストレスの原因を見つけ、遠ざける。
家族や友人のサポートを得る。

 

家族や友人にストレスを受けている状況を話し、共有してもらうことで、ストレスは緩和される

 

運動をする
運動は自律神経が興奮するのを阻止します。
運動は、ストレス反応の暴走を抑制し、心臓、脳、肝臓などの臓器を守ります。
それは、運動によって脳の神経細胞自体が変化して、ストレス反応を抑制するからです

 

では一体どんな運動が最適なのでしょうか。
少し息が上がる程度の早歩きがよいと言われています。
週に3回この早歩きを30分行うだけで、脳が変わるのです
つまり、ウォーキングを行うことで、脳の記憶を司る海馬が大きくなるのです。
認知症の予防にもなるので、今からでも始めましょう。

 

笑う
笑顔は自分も周囲も和やかにし、ストレスは軽減されます。落語や漫才、おもしろ動画を見るなどです。
面白くなくてもわざと笑うだけでも効果があるそうです。
その証拠に、笑うヨガ教室というのがあります。

 

深呼吸をする
運動や睡眠も大事なことですが、呼吸は最も大切です。
なぜなら、呼吸は自律神経を自分で整えることができる唯一の方法だからです

 

ストレスがある時に呼吸は、大変浅く早くなっています。
これをゆったりと深い呼吸をすることで、交感神経の興奮状態をしずめることができます。

 

特に、就寝前にゆたり深呼吸することで、副交感神経が優位になり、ぐっすりと眠ることができます。
1日に3回の深呼吸でOKAYです

 

ワイル博士「ナチュラル・メディスン」の中のやさしい呼吸法を紹介します。

【優しい呼吸法】始めから終わりまで、舌の先を上の歯の裏側の上の部分、つまり歯ぐきの裏側に軽くつけておいてください。
姿勢はあなたの自由です。よる得る前なら横になって練習すれば、眠りやすくなります。
あるきながらでも練習できます。椅子や床に座って練習する時は、背筋をまっすぐにたてるようにしてください。
車の運転中も同じです。ただし、運転中は目をしっかりと開けて前方を見ることをわすれないように。

 

では、舌を所定のイチにつけて、フーッという音とともに口から息をすべて吐ききります。
今度は口を軽くとじて鼻から息を吸います。
息を吸ったらそのまま止めて・・・
また口からフーッと吐き出します。
もう一つ大切なことがあります。
それは息を吸うときに、こころの中で一つ、二つ、三つ、四つと数を数えることです。
息を止めたら一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、まで数えます。
そして、息を吐きながら、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つまで数えます。
四対七対八の比率で数えます。吸って、止めて、吐くのです。
では、やってみましょう

*ナチュラル・メディスンCDブック(アンドリュー・ワイル 春秋社)より引用しました。

 

瞑想をする

私たちの心は、1日の大半が過去や未来についてあれこれ妄想(心の迷走)しています。
妄想状態にある時は、繰り返しストレス反応が続いていいるときなのです
つまり、目の前の現実が見えていないぼーっとした状態なのです。

 

「マインドフルネス・ストレス低減法」というプログラムは、今や大手企業が取り入れているプログラムです。
これは、アメリカのマサチューセッツ大学医学部が、30年以上にわたって研究して作成したものです。

 

マインドフルネスとは、「今の瞬間」の現実に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないいる心の持ち方のことです。

 

マインドフルネスのやり方

食事を見直す
食事がストレスから体や心を守ってくれることが最新の研究からわかっています。
それは、魚に含まれるEPA「エイコサペンタエン酸」やDHA「ドコサヘキサエン酸」です

 

これらの栄養素は、血液をさらさらにして動脈硬化を防いだり、中性脂肪を下げて糖尿病を防いだり知りと同時に、ストレス対策にも効果があるのです。

 

その理由は、ストレスを受けて損傷した脳の海馬が、DHAの構成成分であり、かつ神経細胞に栄養を与えていることがわかったからです

功刀 浩氏の食のアドバイス「八か条」
〈ストレス対処の食生活八か条〉
1.食事は規則正しく、ゆっくり と
2.十分な水分補給、特に緑茶を
3.魚は週に三回程度
4.ナッツ・アボカド・オリーブの脂肪がよい
5.玄米などの全粒穀物を
6.緑の野菜や、レバーで葉酸を
7.乳酸菌・ビフィズス菌で腸を元気に
8.砂糖や塩分・アルコールは控えめに

NHKスペシャル取材班. キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書) (Kindle の位置No.1103-1107). NHK出版. Kindle 版. より

 

就寝前にスマホやテレビを見ない
スマホやテレビの光や電磁波は、自律神経を興奮状態にします
自律神経は体内時計に与える影響も大きいので、休日の寝だめもよくありません。
不規則な生活を改め、規則正しい生活をしましょう。

 

メリハリある生活リズムにしよう
自律神経は外側のリズムと内側のリズムが同調していれば、問題は起こりません。
ストレスが外側と内側の同調を狂わせる原因だからです。

 

メリハリのある生活リズムにするポイントは、2つです。
一つは、運動
2つ目は、睡眠です

 

運動はウォーキングの早歩きがおすすめです。
1日10分週に3回のウォーキングをめを目指してください
睡眠時間の目安は、1日7時間と言われています
なるべくなら、早寝早起きおして、メリハリのある生活をしましょう。

 

思考パターンに気づく
不安から行動することをやめる
不安や恐れや恐怖の感情から悪い未来を予測する思考です
例えば、病気になったらどうしよう、仕事がなくなってお金がなくなったら生活できない、独身だから孤独死するかもしれないなどがあります。

 

まだ現実に起きていないことをあれこれ悩むのはやめましょう。

 

また、過去に失敗したこと、恥ずかしかったこと、プライドを傷つけられたことなどをいつまでも忘れることが出来ず、何度も何度も自分の頭の中で嫌な出来事を再生してしまう思考も同じです。

 

例えば、人前で上がってしまってうまくスピーチができなくて恥ずかしかった事。子供の頃、人前でおもらしをして恥ずかしかったこと。長男というだけでいつも親に叱られ、我慢を強いられたこと。失恋したことなどです。

 

どちらの思考も過去と未来ばかりを妄想するものです
。過去や未来ではなく、しっかりと「今を見ること」が重要です。
今、何を感じ、何をしているのか、この瞬間瞬間を意識することが大切なのです

 

不安や恐れをなくすには、何を不安に思って、何を恐れているのか、きっちりと向き合って、その根本原因を見つけて改善する方法を考えましょう

 

そうして、自分の思考パターンに気づき、自らの癖や考え方、行動を変えるようにしていくと、不安や恐れはなくなっていくはずです。

 

抗真菌作用のあるハーブや食品を取り入れる


にんにく
にんにくには、アリシンという抗菌・抗カビ作用がある成分が入っています。アリシンは、食中毒を防いだり、血行をよくして体温を上げる効果があるため、カンジダ対策になります。

 

梅肉エキス
梅の果肉をするおろして絞った汁を煮詰めたものが梅肉エキスです。梅肉エキスには、食中毒の予防やピロリ菌を退治したり、抗カビ作用もあります。梅干しは日本の伝統食材ですが、昔から食あたりや下痢の治療に使われていました。

 

梅干しがお弁当に入っているのも納得です。梅干しは、カビ毒であるマイコトキシンを高確率で抑制することがわかっています。1日1個は梅干しを食べたいものですね。

 

グレープシードオイル
ぶどうの種からとった油です。グレープシードオイルには、抗カビ作用があり、カンジダや水虫に効果があるといわれています。抗酸化作用が強く、ドレッシングだけでなく、加熱調理にも使えます。

 

オレガノ、オレガノオイル
オレガノは、シソ科のハーブで、抗菌作用、抗ウイルス作用のあるハーブです
スパイスとして料理に使う他、ドライハーブでハーブティーにしたり、オイルを使うことができます。
また、サプリメントとしても販売されています。

 

ココナッツオイル
ココナッツオイルの脂肪酸には、抗カビ作用があります。ココナッツオイルには、中鎖脂肪酸のラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸、長鎖脂肪酸のミリスチン酸などが多く含まれています。

 

抗酸化作用が強いので、加熱調理にも使えますが、200℃以上になるとトランス脂肪酸を発生させるため注意しましょう。

 

ローズマリー
ローズマリーはシソ科の抗カビ作用のあるハーブです
樟脳のような強い香りがします。
ドライハーブでハーブティーにしたり、肉や魚料理の臭い消しのスパイスとしても活用されています。

 

クローブ
クローブに含まれるオイゲロールという成分に抗カビ作用があります。
クローブは、スパイスとして肉料理などに使います。

 

シナモン
おたべやシナモンティーでお馴染みのスパイスです。
シナモンは、クスノキ科の樹皮を乾燥させたものです。
独特の香りがあり、好き嫌いが分かれるます。
シナモンには、抗カビ作用がある他、腸内環境を整え、血糖値を下げる効果もあります

 

ゴールデンシール
北米に自生するキンポウゲ科の植物です。
黄色い根の部分にベルベリンという含有成分に防カビ、防虫効果があります。

 

オリーブの葉
オリーブの葉には、オリウロペインという抗カビ物質が含まれています。
一般的には葉を煎じてお茶にして飲みます。エキスや液体にしたものもあります。

 

パウダルコ
パウダルコは南米産の抗カビ作用に優れたハーブです
木と皮の間の内部樹皮に、ラパコールという成分があり、これに抗カビ、抗菌、抗ウイルス、抗アレルギー作用などがあります。たいていはお茶にして飲みますが、サプリメントもあります。

 

ニーム
ニームは、インドの苦いハーブです
抗カビ作用や寄生虫を防ぐ作用があります。
ティーバッグになって売っていたり、カプセルや粒状のサプリメントとしても販売されています。

 

リンゴ酢
リンゴを発酵させて作ったリンゴ酢には、抗カビ作用があります
砂糖や酢と混ぜたリンゴ酢ではなく、純粋にリンゴだけで発酵させて作ったリンゴ酢を使ってください。
ドレッシングや酢の物に使ったり、レモン水や紅茶にまぜて飲むといいでしょう。

 

エキナセア
北米原産のキク科のハーブで、抗カビ、抗ウイルス、抗菌作用があり、免疫力も上げるといわれています
ハーブティーとして飲むのが一般的です。
クセのない爽やかなハーブティーです。
サプリメントでも販売されています。

 

ラックウォールナッツ
黒くるみというクルミ科の植物です。
黒クルミの殻の部分を粉砕して使います。
黒クルミには、腸内環境を整えて抗カビ効果もあります
また、寄生虫の駆除にもよいそうです。サプリメントとしてとるのが一般的です。

 

ホロピト
ニュージランド産のマリオハーブの一種です。
ホロピトは、野生にコショウで、抗カビ作用が強く、カンジダによく効くといわれています
一般的にはサプリメントとしてとります。

 

ワームウッド
ヨーロッパやアフリカ北部原産のキク科のハーブです。
ニガヨモギと言われるワームウッドには、防虫効果や駆虫効果、抗カビ効果にすぐれています。
一般的にはハーブティーで飲むことが多いです。苦いのでサプリメントもあります。

 

ウワウルシ
ウワウルシは、ウバウルシ、クマコケモモとも呼ばれている常緑低木です。
葉を乾燥させて煮出して飲むのが一般的です。
ウワウルシには、抗カビ、抗菌作用があり、利尿作用もあります。サプリメントもあります。

 

 

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まとめ

病気になったら薬で治すのが当たり前になっている今。自分の体のことは自分で責任を持って管理しないといけないと痛切に感じました。なぜなら、病気を作ったのは自分自身でだからです。悪習慣の積み重ねが病気の原因である限り、その習慣を変えない限りカンジダであっても他の病気であっても根本的な治療はできません。私も含めてですが、悪い習慣と食生活を改めようではありませんか。

 

1.安易に抗生物質を飲まない
2.悪い生活習慣をやめる
3.住まいのカビを発生させない
4.除菌抗菌剤を使わない
5.体を温める
6.水を飲むい
7.腸内環境を整える
8.ストレスを軽減させる
9..抗真菌作用のあるハーブを取り入れる

 

すべてを一度に完璧にやることは無理でしょうから、できることから少しづつ増やしていきましょう。
壁は自分で壊すものです。乗り越えたときには、体の隅々まで見渡せる健康のありがたさを実感でき、ただ感謝するでしょう。

 

参考書籍:おなかのカビが原因だった(内山葉子著 マキノ出版)
     結果にコミットしないカンジダ除去(主催 栄養療法.jp「カンジダ友の会」)

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