病院での治療法は?
カンジタ膣炎の治療
抗真菌薬の膣錠の膣内への挿入が一般的な治療法です。
毎日挿入する膣錠と、5〜7日に1度挿入する膣錠の2種類あります。
外陰の炎症には抗真菌薬の入った軟膏の塗布とします。内服薬もあります。
抗真菌薬には、ブトコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ミコナゾール、チオコナゾールなどがあります。
カンジタ性間擦疹やカンジタ性爪囲炎の治療には、抗真菌薬の外用療法が主な治療法です。他に皮膚科用剤、抗ウィルス剤などがあります。
診察検査は、産婦人科や感染症科、皮膚科などで行ってもらいます。
カンジタ症の検査は、おりものや病変部位の一部を採取して10%〜水酸カリウム溶液で角質を溶解して顕微鏡で真菌の確認をします。
カンジタ症は、今後も高齢者やさまざまな病気や障害でからだの動きが制限された人が増えるにともなって増加する傾向にあるそうです。
カンジタ菌は湿った環境を好みます。
ですので、カンジタ症すべての治療に共通する改善法は、患部をできるだけ清潔に乾燥した状態に保つことです。
多くのカンジタ症は、患部を乾燥した状態に保つだけで自然に治ることも多いようです。カンジタ菌が増やさないためには、湿った環境にならないようにコンディションを保てるよう気をつけましょう!