なんでカンジダになるの？

腸年齢という言葉がよく聞きますが、腸年齢って何なのでしょうか。
腸年齢といっても厳密な指標があるわけではありませんが、菌のバランスによっておおよその腸年齢を決めているだけです。

大体、健康な方であれば、実年齢とほぼ同じになっているのが腸年齢です。

ですが、不規則な生活をしていたり、食生活が乱れがちな人は、たとえ20代の人でも腸内の菌のバランスは悪くなり、腸年齢は70代でであったりすることもあります。悪玉菌が多くなり肉体の老化を促進してしまっているのです。

また、腸内フローラのバランスは、ストレスとも大きく関わっています。

ストレスには、悩み事や心配事などの精神的なものから、暑さ寒さ、栄養不足、病気で手術を受けるなどの肉体的なストレスがありますが、これらのストレスの負荷を受けると、ビフィズス菌が減少し、腸内フローラが老人腸になってしまいます。

一旦、老人腸になってしまったら、元に戻るのに時間がかかるようです。

東洋医学では、大腸は肺や肌、髪に関係が深い臓器だと考えられています。
ですので、大腸が健康であれば、呼吸も楽にできますし、肌も瑞々しくなり、便通もスムーズ、髪の毛も美しい状態に保つことができます。

小腸は、脳みそと似たカタチをしていて、第2の脳と呼ばれています。
それは、消化管のホルモンが、脳の神経で使われるのと似た伝達物質を使っているからです。

消化吸収の役割をこの小腸でほとんど行っているため、小腸が働くなくなると、食物の栄養も吸収することができなくなります。

ですので、腸内フローラをいつも若々しく健康に保つためには、食生活が最も重要ですが、生活習慣やストレスなどもコントロールできるようにすることが大切です。