なんでカンジダになるの?

機能性低血糖になる

 

カンジダが機能性低血糖を引き起こす事例が報告されています。カンジダは甲状腺に影響を及ぼすため、「組織細胞と血液の間」という組織呼吸内のガス交換能力が著しく低下します。

 

また、女性ホルモンのプロゲステロンやエストロゲンなどの代謝を阻害し、血糖値の調節機能を乱すので、血糖値が乱高下してしまいます。

 

低血糖になると、副腎からコルチゾールというホルモンを分泌して血糖値を上昇させようとします。ところがこういったことが頻繁に起こると、副腎が酷使され疲労困憊し、免疫力も低下してしまいます。

 

そして、低血糖状態になると、血糖値を上昇しようとするために、自然と甘い物や炭水化物に手が出てしまうのです。悪いことに糖質がカンジダのエサとなるため、この悪循環を立つことは難しくなってきます。

 

低血糖とは、血糖値が正常範囲(60mg/dl)より低くなることをいいます。
カンジダが増殖された人は、カビに糖質を盗られてしまうので、低血糖になってしまうのです。

 

通常血糖値は下がらないように、有機酸であるリンゴ酸がエネルギーを供給するのですが、カンジダの増殖により、酒石酸がリンゴ酸の生成を阻害してしまうため、糖をエネルギー源に転換することができなくなり、血糖値が下がってしまうのです

 

低血糖の症状には、次のようなものがあります。
吐き気、消化器障害、動悸、息切れ、神経過敏、キレやすい、抑うつ、不安感、不機嫌、精神的錯乱、皮膚がかゆい、感覚マヒ、筋肉のつり、けいれん、手足が冷たい、忘れっぽい、フラフラする、めまい、震え、冷や汗、眠気、不眠、頭痛、目のかすみ、あくび、砂糖の渇望などがあります。低血糖が続くと、意識を失って死亡することもあるので危険です。